カクテルが好まれる要因としてその「色」にあると思う
赤・黄・青・緑・様々な「色」で「視覚」から楽しませてくれる
よって「コーディネイト」することも出来る
服に合わせて・アイシャドウに合わせて・アクセサリーに合わせて
色々な楽しみ方が出来る
個人的には「服に対して映える色」を選ぶのが一番おしゃれだと思う
色の比率から言うとカクテルは全体の5パーセントくらいだろうか
胸元に飾るペンダントの様な感じで色を選ぶと全体の調和が取れる
赤い服には緑やイエローの宝石を
青い服にはシルバー
モノトーンなら季節のフルーツに合わせてみてもいいかも
せっかくBarでカクテルを飲んでいるなら
ここぞとばかり「コーディネート」を楽しんでみたい
そんな中で「赤い宝石」のようなおしゃれなカクテルの一つ
ネグローニ
ジンとカンパリ・スイートベルモットをステアし
オレンジスライスを飾ったカクテル
飲み口は女性に受けがいいと思う
カンパリのほろ苦さとベルモットの甘さが調和してなんともいえない大人の味をかもし出す
オレンジの香りも芳しい
ネグローニはもともと「ネグローニ伯爵」が好んだカクテルとして有名
フィレンツェのレストラン“カソーニ”の常連客であったカミーロ・ネグローニ伯爵がアペリティフ(食前酒)として飲んでいたらしい
こんな素晴らしいカクテルを飲んでから食事なんてとってもおしゃれだ♪
俺はこれが大好きな女性をひとり知っている
いつも見かけると「ネグローニ」が目の前においてある
40代後半で物静か・緩やかな話し方がBarに似合う
指にきらめく宝石たちが裕福さも物語ってまさに「貴族」
彼女と会話をする時はこちらも「貴族」を装う
それでいて堅苦しくない落ち着いた時間が流れる
彼女が2杯目のネグローニを飲み終えるまでこの時間が続く
そしてチェック
「じゃぁね・ベティちゃん・お休みなさい♪」
「お休みなさい♪」
夢うつつの状態・こういうのを幸せと言うんだろう♪
そんな彼女を真似して自分もネグローニを頼んだこともある
うーん・貴族の味♪
とは思えなかった…
実はこのカクテルは苦手な部類に入る
基本的に甘いものが大の苦手な俺
この苦甘い美味しく飲めるのがほんの2〜3口
それ以降は…もちろんお酒に対して失礼なので「美味しいんだ!」と思い込んで飲んだけど…それ自体も失礼か?
うう…
いずれ彼女のように気品高くネグローニを飲み干してみたい