さてスコッチの次はアメリカンウィスキー
通称「バーボン」と呼ばれるお酒の事…
では無いのだよ☆
アメリカンウィスキー=バーボンだと思ってる人結構多いんだけど
バーボンはケンタッキー州を中心に生産されているウィスキー
そしてトウモロコシを50%以上80%未満使用した物だけをバーボンと呼ぶんですね
製造方法も一風変わっていてシェリー樽の内側をバーナーで焦がした樽で寝かせます
それによってバーボン独特の風味がでるという訳でございます☆
テネシー州で作られるものはバーボンと同じトウモロコシ使用ですが「テネシーウィスキー」と呼ばれてます
蒸留直後にサトウカエデの墨でろ過してから貯蔵ってのもポイント
バーボンとは違うんだぜ!って主張されております
これがマイナーかと言うとそうでもありません
誰でも知ってるジャック・ダニエルズはテネシーウィスキーでございます
これをバーボンと呼ぶとテネシーっ子は怒るそうです☆
ダニエルズ〜☆
で・先ほども「トウモロコシを50%以上80%未満使用」と書きましたが
んでは?80%以上のトウモロコシを使ったらなんて呼ぶのか?
その名もずばり「コーンウィスキー」と呼びます
これはあまり種類が無くて・日本で手に入りやすいのはプラットヴァレーくらいかな?
あとはメロウコーンなんてのもあります
味のほうはバーボンと全く違って「穀物!」って感じ
焼酎に近い気がするのは俺だけ?
これがプラットヴァレーだ☆
そしてもう一つ
トウモロコシじゃなくて麦を使ったウィスキーもアメリカにはあります
でも大麦じゃなくてライ麦
ライ麦って言うのは黒パンの原料になる麦の事です
そのライ麦を51%以上使ったものがライウィスキーと呼ばれております
有名なワイルドターキーにはターキー・ライと言うライウィスキーもあるので飲んだことある方も多いのでは?
味はとても香ばしく・後味がすっきりしていて飲み易いです
ちっこくなっちゃったけど立派なターキー・ライだよ☆
こんなところでしょうか?
要するにアメリカンウィスキーはバーボン・テネシーウィスキー・コーンウィスキー・ライウィスキーの4種類って事です
俺の大好きなクレメンタインもこのバーボンに属しております
愛しのクレメンタイン♪
ん〜今度はバーボンの銘柄でも紹介しようかな☆